汚水だめの取水

汚水だめの取水装置は他のものよりも深く、川か池からの水が水中管を通って井戸や汚水だめに流れ込みます。通常はそこから水が汲み上げられて、飲料水システムの水質浄化の初期工程が行われます。水中管の流入口は低水位より下にあり、スクリーニングされます。井戸は堆積が成せる場所を提供し、ポンプを浮遊物による損害から守ります。清掃作業の負担を減らすために、ひとつのポンプにつき汚水だめの取水装置が二つ建設されることがあります。

井戸型ポンプは、川の土手を通した流入管により、汚水だめの取水口に組み込まれることがあります。単純な構造の取水装置の管は石製の保護カバーで覆うことができます。ターゲット取水装置では、例えばバルブを操作するためまたはスクリーンを清掃するために取水装置へのアクセスを提供するのにピアが用いられます。ピアは保護用途もあり、取水からがれきを除くために棒を用いたスクリーンを設置することもできます。汚水だめのシルト除去と、ポンプのメンテナンス作業の負担を減らすために予備の流入管と汚水だめ、そしてポンプが備えられることがあります。

川床が砂利などで不安定なときや、低水で浅いときに問題が発生することがあります。洪水時のシルトによる塞がりを防止でき、低水時にも水を汲み上げられる取水レベルを設定するのは困難です。チロリアン式の堰がこの作業を補助します。または浮かんでいる取水装置が使えます。

環境変化への対応力

セメントに及ぼす干ばつの影響

「干ばつの影響」:不出来なコンクリートやタンク、ダム、水路、井戸や他の構造物などのひび割れた内側。
「干ばつの影響の根本的な原因」:より少ない水を使用した養生; 汚れた水を使用した混合。
「WASHシステムの弾力性強化」:適切な混合と混合比、成分の純度を確保してください。混合物の水分量を最小限に抑え、十分な養生を確実に行ってください。

干ばつ対策に関する追加情報:Resilient WASH systems in drought-prone areas。

建設、操作およびメンテナンス

汚水だめ取水口の図面。クリックで画像を拡大。図面:WHO.

通常は管理人が操作します。汚水だめに十分な水が流入しているか毎日点検してください。流入を妨げているがれきは取り除き、さらに損傷は全て必ず修理してください。メンテナンス作業の大半はポンプに対して行われます。取水装置自体もある程度の清掃とシルトの除去が必要です。落盤したり、川や池の土手が浸食した場合は修理が必要です。汚水だめの流入口を建設するにあたって、特別な組織上の取り決めは必要ありません。